UTM

UTMとは、複数の異なるセキュリティ機能を一つのハードウェアに統合し、集中的にネットワーク管理、つまり統合脅威管理(Unified Threat Management)を行うことです。様々な脆弱性を攻撃してくるワームやウイルスなど、企業ネットワークは新たな脅威にさらされています。この脅威に対抗するためには、ファイアウォールのみならず、IDS/IPSやアンチウィルス、アンチスパム、Webフィルタリングなどを駆使し、総合的なセキュリティ対策を施さなければなりません。しかし、複数の機能を導入・管理していくには、手間もコストも積み重なります。そこで、これらのセキュリティ機能を集約したのがUTMです。このような複合的なセキュリティ対策をゲートウェイに施すことによって、管理・運用負荷の低減とネットワーク脅威管理の一元化を実現します。

侵入検知・防御(IPS・IDS)

高度な攻撃や不正な侵入またはその兆候を持った通信を検知し、外部への情報流出を防御します。UTM100WⅡは、最適化したIPS(侵入防御システム)により、外的攻撃からシステムを保護します。

WEB閲覧によるウイルス感染をブロック(WEBウイルス防御)

ウイルス感染は、メールのみではなく、WEBサイト閲覧によっても行われます。UTM100W2は、ほじしたウイルスパターンを使い、ウイルスサイトからの感染を防止します。

ウイルスメールをブロック(ウイルスメール防御)

UTM100WⅡは、受信したメールを一度機器内で展開し、本当に安全なものかを確かめてからお客様のパソコンに受信させます。ウイルスが添付されたメールは機器内に隔離されるので、お客様は安心してメールをお使い頂けます。